フジロックを配信で見ている。今日しか見られないという制限があるからか、生のライブを見ている気持ちになって感動。音楽をありがとう、という気持ち。「配信の音楽なんて」と1年前は思っていたけど、今ではちゃんとオンラインライブを楽しめる体になってきたらしい。
ただ、たまに映る客席は明らかに密でソワソワしてしまう。カルチャーがこれ以上廃れないように、主催者やアーティストが非難されないように、どうか感染者が出ないことを祈るばかりだ。
フジロックを見ていて思うのは、自分なりの答えをきちんと持たねばということ。開催すべきとか、すべきじゃないとか、フェスに行ってもいい、行ってはいけないとか、自分なりの答えを出せるかどうかが、風の時代を生き抜くコンパスを手に入れることに繋がる気がしている。(地図ではなくて、コンパスを持つことが必要になる、って誰かがツイッターで言ってた)
お客さんとしてであれば、私は行かない選択する。いくら声を出さなとはいえ、交通、トイレなどを考えれば、1日中1万人が同じ場所に居続けるのはリスクが高い気がする。(気がするとしか言えないのがよくないよね)でも開催されたことや、参加した人を非難するつもりはなくて、二項対立が起きないことが1番の願いかもしれない。だって敵はコロナだから。(ただ戦い方を明確に示さない政府には憤りを感じている。今国民を助けられるのは、舵を握ることを許された政府だけなのでは??)
今回、折坂悠太が辞退を表明した。この文章を何度も読み返して、私が大切にしたいことは何なのか考え続けたい。
今回、フジロック出演を辞退します。
— 折坂悠太|OrisakaYuta (@madon36) August 20, 2021
直前の報告となってしまい、申し訳ありません。 pic.twitter.com/rLLbaQbJpy
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